ブラウザで開いているURLのorg-mode用のリンクを生成するブックマークレット

org-modeでたまにURLを記載したいときがあります。その場合URLだけでなくページタイトルも簡単に記載できたら便利です。

そんなときは、以下のコードをブックマークレットとして保存しておいて、対象ページで実行します。

javascript:prompt('','[['+document.title+':'+location.href+']]');

ブックマークレット。ご存知でしょうか?

まず上記のjavascript: で始まるコードをコピーします。

適当なURLを開いて(このページでもいいです)、そのURLをお気に入り(ブックマーク)に追加します。

ブックマークを編集する機能を使って今追加したURLの名前を適当なものにします。「Orgブックマーク」とかです。

そして、そのURL欄に先程コピーしたコードを貼り付けます。

以上でブックマークレット登録完了です。

あとはorg-modeに保存したいサイトがあれば、そこでお気に入りのメニューから選べばorg-mode用のリンク([[ URL ][ページタイトル]])がポップアップするので、コピーしてorg-modeのバッファに貼り付けて下さい。

あと、ブラウザをC-c C-oで開くには browse-url-browser-function の設定が必要です。

;; for mac

(setq browse-url-browser-function ‘browse-url-default-macosx-browser)

;; for windows

(setq browse-url-browser-function ‘browse-url-default-windows-browser)

;; linux

(setq browse-url-generic-program (executable-find “firefox”)
browse-url-browser-function ‘browse-url-generic)

ブックマークレット便利ですよね。

GoogleとYahooのかな漢字変換Web APIをEmacsから使ってみた

私はEmacsで日本語を書くときはDDSKK-NICOLAという入力方式を使っています。親指シフト入力というかな入力方法、プラス、送り仮名を指定することで効率よく漢字できるとされるSKKが組み合わされたものです。

私はさらに配布されたレイアウトをいじって濁音と半濁音は二打鍵(「た」と打ったあとで「゛」を打つ)で入力するようにしています。本来親指シフト入力といのは一文字一打鍵ですべての仮名をキーボードの数字キーを使わず下の三段で入力できるように考案されたものなので、残念な感じはしますが、キーボードを選ばないし(親指シフト入力では左右の親指それぞれで押しやすいキーが独立してないといけない)、かえって入力しやすくなる文字などもあるのです。

とはいえ、濁音・半濁音だけでなく、DDSKK-NICOLAのかな漢字変換を使っているので、その分を含めると打鍵数が多くなってしまいます。DDSKK-NICOLAでは、変換対象を指定するための打鍵が必要なのです。

そこで打鍵数を減らすためにYahootやGoogleのかな漢字変換Web APIを使ってみることにしました。

目指すのは平仮名を入力した選択範囲をAPIに送って、戻ってきた変換後の値を選択したリージョンと置き換えるというものです。

APIでは、変換候補を返してくれるので、Emacs Lispでマクロが作れれば、普通のIMEのように変換候補を選びながら入力していくことが実現することが出来るでしょう。誰か作ってくれると良いのですが。

“GoogleとYahooのかな漢字変換Web APIをEmacsから使ってみた” の続きを読む

Microsoft Flowで自前のPHPアプリとデータをやり取りする

Flowとは

Flowというのは、マイクロソフトが提供している、さまざまなWEB上のサービスを連携させて自動化するためのサービスです。IFTTTという同じような先行のサービスがありますが、私はWindows Phoneを使っているので、Flowのほうが端末と連携させるのに都合の良いことがあるのではないかと思い、Flowを使ってみることにしました。IFTTTだとWindows Phone向けの公式アプリが無かったりするわけですが、Flowだとさすがにそんなことはなく、Windows Phone向け公式アプリはちゃんとありました。ただ、久しぶりにIFTTTのほうも覗いてみると、結構な数の家電との連携が可能なようで楽しそうです。日本のメーカーの電化製品が見当たらないのはちょっと残念。

“Microsoft Flowで自前のPHPアプリとデータをやり取りする” の続きを読む