LVMからext4フォーマットディスクへの換装

Linux Mint 18.3が入ったLVM環境のハードディスクをLVMを使っていない素のext4フォー マットのハードディスクに換装しました。

以前LVMのディスクを換装したときは、LVMからLVMを使わないフォーマットのディスクに換装変更出来ないものと思い込んでいたのです が、そうではないみたいですね。たまにしかやらないHDD換装や故障時にLVMだとちょっと 手間取りそうなのでLVMをやめることにしました。

詳細は下に私が参考にしたサイトを挙げていますので、そちらをご覧になったほうが良いと思います。 ただ、今回Super Grub2というツールを使ってみたところ、とても便利なもの だったので、その点を紹介したいと思います。毎回Grubの働きやコマンドを忘れてしまっ て不安になるのですが、これがあることで助かりました。

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SOCKSプロキシ超便利!しかしWindows 10での設定でハマる

SSHでポートフォワーディングしてHTTPやFTP接続時にSOCKSプロキシを使うことでIP制限の あるサーバー、サービスに接続できると便利です。特に最近はコロナウィルスの影響で在宅勤務している状況において必要になる場面もあるかも知れません。

私は、Linuxマシンを利用しており、これまでうまく出来ていたのですが、今回Window 10 で設定してみたところハマりました。

ハマりポイントのひとつはSocksプロキシの設定方法で、もうひとつはこれまで使ってい たTera Term、Puttyではうまく行かなかったことです。

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2019年に初代iPad(iOS 5.1.1)にアプリをインストールして使ってみる

(最近(2021年)試してみたところ、アップルストアでのバージョンの書き方が変わったようです。なので一回で該当するものをヒットさせるのが難しくなりました。しかも検索結果もあまり正確ではありませんでした。App Storeアプリが開くのも相当時間がかかります App Storeも開かなくなりました(2023年。コメント参照))

なんか、小さい文字が見えにくくなってきました。歳ですね。サイトやYoutubeを閲覧するのにスマホだと不便を感じてしまいます。そこで、放置されていた初代iPadを使うことにしました。しかし、初代iPadは iOS 5.1.1 までしかアップデートされませんでしたので、新しいアプリがインストールできません。SafariでYoutubeが閲覧できるくらいです。 (2021年に試してみたところ流石に無理でした)ウェブサイトも新しめのサイトはSafariが落ちます。以前インストールしたことのあるアプリはインストールできるようですが、最新版をダウンロードするようメッセージが出て先に進めないものもあります。

まあ、ある程度サイトが閲覧できてYoutubeも観れれば(観れません)十分なのですが、ちょっと欲を出して新たにアプリがインストールできないものか調べてみました。

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自炊後のスキャンデータではなく逆に裁断したページを小冊子にしてみた

紙の本を電子書籍化するために本を裁断しますが、普通だと裁断した本を捨てていると思います。私もそうです。

しかし、ふとスキャンデータをPDFやKindleのフォーマットに変更して端末に送るという手間を面倒に感じたので、スキャン済の裁断したページを30〜40ページ毎に綴じてみたところ、なかなか良いアイデアではないかと思いました。

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ビデオカメラで撮り溜めたAVCHDの動画をリビングのテレビで観る方法を調べてみました

(2020/11/23 追記:2021/6/1からGoogleフォトの保存容量が無料アカウントで提供される15GBまでに制限されるようです。Google フォトの設定(歯車アイコン)を開くと告知が表示されています)

我が家の10年ほど前に買ったHDC-SD100というPanasonicのビデオレコーダーで録画した動画をリビングのテレビで再生する方法を調べてみました。

このビデオカメラのデータ(AVCHD)は、付属のソフトでPCにバックアップした後、そのソフト上で再生できるのですが、私の場合、購入した当時持っていたPCではカクカクとしか再生できず、編集してDVD焼こうにも30分程度の動画なのに一晩(記憶が定かではないがそれぐらいのイメージ)も掛かってしまうということであまり観ることがなかったので、今回、テレビで快適に観る方法をしらべてみました。

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OSインストール後の設定あれこれ

自宅のPCが壊れてしまい、新しいPCを調達した。急いで環境を整える必要はないので、まったりと初めての自作PCにチャレンジしてみたりした。

PC1台使えなくても家族用にもう一台あるし、スマートフォンもあるしメールもオンラインで送受信しているので問題にならない。スマートフォンが使えなくなるほうが影響が大きいだろう。

それでもPCも必要ではあるので設定を行おうと思うが、もう何度かやっている同じことの繰り返しで退屈だし、手順のメモやバックアップはあるものの多少は集中しないといけないのでなかなか気が進まない。実際の作業にとりかかる前にリストアップなどしてみてなんとか前進してみようと思う。

OSはLinux Mint 18 をインストールした。

  1. トラックボール
  2. バックアップ
  3. ファイル共有(NAS買えばよいのだが)
  4. SSHサーバー、リモートデスクトップ(居間からアクセス用)
  5. ファイアーウォール
  6. プリンター(EPSONのLinux用ドライバ)
  7. Emacs

意外と少ないか。

バックアップについてはファイル単位のバックアップはやるが、ディスクイメージのほうはどうしようか?

dump/restoreなどを利用するのが普通だろうがいっそ別マシーンでも復元できるようにLinuxのディストリビューションのパッケージリポジトリをまるっと保存してfabricなどの自動化ツールを使って復元しようか。

あるいは仮想化してしまうか。

 

AMD CPUで初めての自作PC!

HPのノートPCが壊れてしまった。新しいPCを購入しないといけないがあまり高い買い物はできない。しかし、壊れたノートPCがCore i5だったので、それよりは良い物が欲しい気がする。ということで自作にチャレンジすることにした。が、やっぱりIntel CPU高い! だが調べていくうちにAMDのCPUが目に入ってきた。なんだか安い。Intelじゃないので値段も含めて考えるとCore i5と単純に比較しにくいところが気に入った。それでAMDのCPUでつくることにした。ググッてみたところ妄想パソコン!AMD A10で自作するコスパの高い低価格万能デスクトップ・パソコン というサイトが情報量も必要十分な感じだったので参考にさせてもらった。

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x2goでリモートデスクトップしてみた

前置き

デスクトップ環境を遠隔から操作するアプリケーションのx2goの話です。

以前は FreeNX を使っていたのですが、新しく入れたLinux Mintの(Ubuntu)パッケージから消えていたので、代わりの物を探したところx2goを発見しました。

ここ とか ここ や、 公式ページに書かれているのを参考にしたら大体使えるのではないでしょうか。

WindowsやMacから操作できますが、操作される側はLinuxだけだと思います。

公式サイトには書いていますが、MacではXquartzをインストールしないといけません。

x2goの良い点

FreeNXもそうですが、作業を中断して再開できる点が良いです。X Window System だとログアウトしたらセッションが終わっていたような記憶があります。

それと、サーバー側の画面に作業の様子が表示されないという点も私にとっては必要でした。VNCは画面共有のアプリケーションなので、遠隔からの操作の様子が、PC側からも見えてしまいます。VNCでもデスクトップPCならモニタを消すなり、ノートPCなら画面を閉じるなりすれば良いとは思いますが、x2goは画面の描画も早いらしいのでx2goを使うことにしました。

また、FreeNXと違い、接続の流れがシンプルです。対象環境のユーザアカウントでSSH接続ですれば済みます。FreeNXは、FreeNXアカウントでログインした後、さらにサーバー内の対象環境のユーザーアカウントに接続するという流れだったと思います。他にも幾つか選べるオプションがあって最初に接続に成功するまでに時間がかかったような気がします。

接続設定

接続するとき、接続先の環境(ウィンドウマネージャー?)を選択するところがあります。Linux Mint のMATEを使っていいます。それはプルダウンの選択肢に含まれていないので、私は「その他」を選び「MATE」と記入して接続しています。

SSHの設定

まずポートも変えました。

また、SSHサーバーは基本的には鍵認証して接続しますが、LAN内からはパスワードで接続したかったので、以下のように /etc/ssh/sshd_config に以下のようにしました。

Match Address 127.0.0.1,localhost
PasswordAuthentication yes

Match Address 192.168.1.*
PasswordAuthentication yes

これでLAN内からアクセスするときはパスワードで大丈夫です。クライアント側の設定が鍵認証となっている場合は以下のようにSSH接続のたびにオプションを渡します(以下は一行です)。

shell>  ssh -vvv user@192.168.1.10 -o PasswordAuthentication=yes -o PreferredAuthentications=password

実機を使う場合

リモートデスクトップするのではなく、実機を直接操作する場合、x2goは画面共有するわけではないので、リモートからの操作時のセッションを引き継げない。実機でも別のユーザーで実機にはログイン後x2goクライアントからセッションを引き継ぐようにしています。(引き継げないかと思っていたらWindowsのリモートデスクトップのような感じになっている?なっていた?そのうち確認します)