私はEmacsで日本語を書くときはDDSKK-NICOLAという入力方式を使っています。親指シフト入力というかな入力方法、プラス、送り仮名を指定することで効率よく漢字できるとされるSKKが組み合わされたものです。
私はさらに配布されたレイアウトをいじって濁音と半濁音は二打鍵(「た」と打ったあとで「゛」を打つ)で入力するようにしています。本来親指シフト入力といのは一文字一打鍵ですべての仮名をキーボードの数字キーを使わず下の三段で入力できるように考案されたものなので、残念な感じはしますが、キーボードを選ばないし(親指シフト入力では左右の親指それぞれで押しやすいキーが独立してないといけない)、かえって入力しやすくなる文字などもあるのです。
とはいえ、濁音・半濁音だけでなく、DDSKK-NICOLAのかな漢字変換を使っているので、その分を含めると打鍵数が多くなってしまいます。DDSKK-NICOLAでは、変換対象を指定するための打鍵が必要なのです。
そこで打鍵数を減らすためにYahootやGoogleのかな漢字変換Web APIを使ってみることにしました。
目指すのは平仮名を入力した選択範囲をAPIに送って、戻ってきた変換後の値を選択したリージョンと置き換えるというものです。
APIでは、変換候補を返してくれるので、Emacs Lispでマクロが作れれば、普通のIMEのように変換候補を選びながら入力していくことが実現することが出来るでしょう。誰か作ってくれると良いのですが。